2017年結成の男女2人組バンド、ヨルシカ。
女性ボーカルのsuisさん、ギターのn-bunaさんで構成されています。
2020年4月現在、すでにミニアルバム、フルアルバムを2枚ずつをリリースしています。
そんなヨルシカですが、曲がアニメの主題歌にもなっているのでしょうか!?
実は、なっています。
詳しく見ていきましょう。
ヨルシカの曲は何かのアニメ主題歌になってる?
ヨルシカ「花に亡霊」Official Video
2020.04.22 18:00公開 pic.twitter.com/AMdR5FbK5O— ヨルシカ(n-buna、suis) / Official (@nbuna_staff) April 19, 2020
ヨルシカの曲は今までアニメ主題歌にはなっていなかったのですが、
「花に亡霊」が、2020年6月5日公開のアニメ映画、
泣きたい私は猫をかぶる
の主題歌に決定しました。
“泣きたい私は猫をかぶる”を制作するのは、
2018年の映画、”ペンギン・ハイウェイ”で脚光を浴びた新進気鋭のアニメーション・スタジオ
スタジオコロリド。
ヨルシカにとっては、この曲が初のアニメ主題歌抜擢となります。
ヨルシカはインタビューで次のようにコメントをしています。
”打ち合わせの時に、はじめ監督に「自由に作ってみてほしい」と言われました。
ヨルシカの音楽は基本的にコンセプトが軸にあるバンドなので、
僕はその言葉がとてもうれしかったです。”
”それに、作品という枠組みの中で支える音楽ではなくて、
枠組みの外で泳ぐような自由さを求められているのかなとも思いました。”
”今回の曲はヨルシカをそのままアウトプットしたものでもあります。
できれば今回の曲がこの映画の創造力とぶつかり合って輝くような、
音楽と映画という二つの独立した作品がうまく調和を保っているような、
そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。”
映画がとても楽しみですね!
冒頭でヨルシカは今までアニメ映画に使われていなかったとお伝えしましたが、
実はあのアニメ界の巨匠もヨルシカに注目しているようです。
その巨匠とは?次パートで詳しく解説してきます。
新海誠もヨルシカに注目
その巨匠とは、『君の名は。』や『天気の子』のアニメ監督・新海誠です。
Twitterでも「素晴らしいなー」とつぶやいています。
もしかしたらそのうち新海誠監督のアニメ作品にも使われるかもしれませんね。
素晴らしいなー。
ヨルシカ – 言って。(Music Video) https://t.co/o0TZCWKUn8 @YouTubeさんから— 新海誠 (@shinkaimakoto) July 29, 2018
アニメの主題歌になったのは今回の「花に亡霊」が初なのですが、
ヨルシカは、自分たちのPVの中ではアニメーションを多く使用しています。
たとえば、2枚目のミニアルバムに入っている『ヒッチコック』。
先生と思われるスーパーのビニール袋を被ったような生物に、ひたすら人生相談をする少女が描かれています。
このかわいい少女は、ファーストミニアルバムの『言って。』にも登場。
同ミニアルバムの『準透明人間』では、実写とアニメーションが絶妙なバランスで合わさり、一つのアニメ映画を見ているようです。
その他、『だから僕は音楽を辞めた』、『雨とカプチーノ』等でもアニメやCGが効果的に多用されています。
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ヨルシカの曲はCMソングに使われています
また、アニメではありませんが、帝京平成大学のCMソングとしてタイアップもしています。
ヨルシカの『心に穴が空いた』は、強いボーカルを聞かせる中で疾走感に溢れ、このCMの映像にぴったりとハマっています。
【お知らせ】6月から始まる帝京平成大学のTV-CMに先駆けてこちらで一足早くご覧いただけます。
ヨルシカ新曲「心に穴が空いた」、宜しくお願いします!https://t.co/4Z9zOHhnzr— ヨルシカ(n-buna、suis) / Official (@nbuna_staff) May 31, 2019
CMに使われているヨルシカの「心に穴が空いた」を少し紹介♪
ヨルシカのn-bunaさんは、「作りたい物語があるから作る」のだそう。
また、自分のために、自分の人生を書いた曲を作ると言います。
『心に穴が空いた』もそんな曲の一つなのだと思います。
実は、この曲の歌詞中にも『僕の人生を書きたい』というフレーズが出てくるのです。
オリジナルのPVは、顔が敗れたように見えず、
体には穴が空いた古びた操り人形が様々な場所を歩く様子が、ひたすら映し出されています。
疾走感のある曲の中で、操り人形に投影された「誰か」
または「何か」への寂しさや喪失感を表現しているのではないでしょうか。
このほかにも、ボーカルsuisさんの単独の曲がタイアップしているものもあるようです。詳しく見ていきましょう。
ヨルシカのボーカル、suisが単独で参加してるCMもある?!
suisさんといえば、透き通っていて、時に力強さも感じる声を持っていてヨルシカの大きな魅力となっていますが、
実はもともとは、これと言ってボーカル活動を行なっていたわけではなかったのです。
ただただボカロが好きで初音ミクや鏡音リンのオタクであったと語っています。
その中で、ボカロPとして活動していたn-bunaさんも好んでいたようで、ある日、n-bunaさんのゲストボーカルとして歌いました。
そのことがきっかけで、2人でバンドとして活動し始めたようです。
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そんなsuisさんが、単独で参加しているCMがありました!
PlayStation®︎4の注目タイトルを紹介するこのCMでは、井上陽水さんの『夢の中へ』をマッシュアップしています。
世代を超える名曲と、今の世代に支持されるアーティストの起用、めくるめくアニメーションと、夢中になれるたくさんのゲームたちというコラボレーションで、夏を感じられるように作られたようです。
https://t.co/Lzoq7xzc7o
このCM本当に好きです。何となく雰囲気がいいですよね。— カモメの巡査さん (@kana_gullwing) September 4, 2019
まとめ
ヨルシカを初めて聞いた時の印象として強く残るのは、恐らくsuisさんの声かと思います。
繊細で透き通っている中に力強さを秘めていて魅力的です。
しかしそれだけではなく、2人で作る世界観も引き込まれる要素があります。
この声と世界観は、アニメという表現とうまくマッチングすると思います。
なので、これからもいろいろなアニメ主題歌として使われていくかもしれませんね。
ファンとしてはとても楽しみです♪
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