全員が音大出身という異色実力派バンド、「マカロニえんぴつ」。
少し前にマクドナルドのバリューセットのCM曲を書き下ろしたことでも注目が集まっています!
今回は、そんなマカロニえんぴつのこれまでのシングル曲や、カップリング曲を紹介します。
マカロニえんぴつのシングル一覧とカップリング
マカロニえんぴつは、これまでにシングル曲を2作品リリースしています。
2017年8月2日にファーストシングルとして、「夏恋センセイション」を発売。
その後、2018年10月3日にセカンドシングル「レモンパイ」をリリースしました。
それぞれのカップリング曲は?
カップリング曲として、「夏恋センセイション」には、
「ゲームセット」と
「歩き続けて」
の2曲。
「レモンパイ」には、
「OKKAKE」
「MAR-Z」
「MUSIC」
「クールな女」
「幸せやそれに似たもの」
の5曲が、カップリング収録されています。
1stシングル「夏恋センセイション」
では、ファーストシングル「夏恋センセイション」はどんな曲なのでしょうか?
アップテンポなロックチューンであるこの曲の魅力は、まずなんといっても盛り上がれる曲ということ。
ライブでも、盛り上がる事間違いなしの激しめのビートや、転調からの盛り上がりがたまりません。
また、夏感満載のPVもおすすめポイントのひとつ!スイカ割り、かき氷づくり、スーパーボールすくいなどをつなげて、ひとつの競技のように競う。
そんな浴衣姿のマカロニえんぴつ4人にも、注目です。
「夏恋センセイション」の魅力は、これだけではありません。
とても面白いことに、実はこの曲、「英語」っぽく聴こえるという感想が多いのです。
曲調が洋楽っぽいというよりも、歌詞がところどころ英語のように聴こえてくるようなのです。
私も半信半疑で聴いていましたが、たしかに、途中で日本語の歌詞まで英語に聴こえるゾーンが!
日本語を、歌い方でスタイリッシュに感じさせる彼ら。
意図しているかどうかはわかりませんが、さすがと思ってしまいますね。
ここでカップリング曲の「ゲームセット」も、少し紹介しましょう。
ゲームセット(試合終了)のタイトルは「実らぬ恋の終わり」を表しているそうです。
切なさと哀愁を、少しレトロなメロディーにのせて、マカロニえんぴつならではの手法で描いた失恋ソング。
野球の試合と実らぬ恋を重ねる歌詞。
そしてロックバンドである彼らが作る、哀愁ロック。
ぜひ聴いてみてください!
2ndシングル「レモンパイ」
つづいて、セカンドシングルの「レモンパイ」。
人気番組、“王様のブランチ”で、2018年10月度エンディング・テーマとしても使用されました。
恋のはじまりのもっと手前。少しじれったいような、悶々とした感情を歌ったミディアムテンポなナンバーです。
作詞作曲を担当するメンバーのはっとりさんも、今回は特に歌詞に力を入れていると公言しています。
触れようか触れまいか、触れたいな…迷惑じゃないかな?
ためらいつつ踏み出す一歩を応援したくなります。
風に揺れるようなゆったりとした聴き心地や、どこか懐かしい雰囲気も、人気の理由です。
「夏恋センセイション」とは一味ちがったマカロニえんぴつに出会えます。
続いてカップリング曲、「OKKAKE」。
バンド自身がおっかけについて歌うという、なんとも斬新な一曲なんです!
おっかけの目線を通して、まだあまり売れていないバンドへの愛を歌います。
自分の大好きなインディーズバンドがメジャーデビューして、最近ファンになった子達がきゃーきゃー言っているとなんか嫌だ!という心理、ちょっとわかりますよね。
自分だけがこのバンドのよさを知っている!
いつまでも隠された名曲を歌ってやるんだ!といった、ファンならではの心理。
それを巧みに歌っています。
一方で、こんな風に隠された名曲にならないように…という、はっとりさんなりの自分たちへの叱咤激励の意味もあるのだとか。
くすっと笑える歌詞にも注目しながら、聴いてみてください。
まとめ
今回は、マカロニえんぴつがこれまでリリースしたシングルについて見てみました。
カップリング曲もふくめ、気になる曲がいくつか出てきたんじゃないでしょうか?
アップテンポなナンバーも、しっとりとしたレトロな楽曲もあります。
ぜひ、シーンに合わせて聴いてみてくださいね!