こんにちは。
僕は元々、個人店でフレンチのビストロを
しておりましたので、美味しくて簡単な付け合わせを
いくつか紹介したいと思います。

僕がフレンチに見習いに行って、感激したものの
一つに、付け合わせがあります。

肉料理とかに添えられている、ちょっと一工夫した
お野菜、あれですね。

どれを食べてもとても美味しい!

さりげなく添えられてるだけなんだけど、ちゃんと美味しい。
”すごいな”と思いました。

実際、作ってみると、簡単なものもあれば、
付け合わせでこんなに凝るん?というものなど、

色々ありますが、そんな中でも簡単で美味しいもの
に絞って紹介していこうと思います。

〜ポムピュレ(pomme purre)〜

ポムピュレって何?

名前を聞いてもピンと来ませんが、要は、
マッシュポテトです。

でも、一般的なマッシュポテトのイメージである、
”パサパサ”・”もっさり”したものとは別物で、

なめらかで風味の良い、それはそれは美味しい
マッシュポテトです。

ステーキとの相性もバッチリ。

魚でも、肉でも何でも合う、フレンチの隠れた名作です。

本場フランスのビストロなんかでは
しょっちゅう出てきます。

 

ちなみに名前の由来は、
フランス語でジャガイモを表す”pomme de terre ”
(ポム・ド・テール)、

どろっとしたものを表す”puree”(ピュレ)を

合わせて”pomme puree”(ポムピュレ)だと
理解しています。

では、作り方です。

作り方

<材料>
ジャガイモ(メークイン) 中4つ
塩     適宜
バター   30〜40g
生クリーム 50〜100g

1.
ジャガイモは皮をむいて1.5cm角くらいに切り、
鍋に入れてひたひたより5mmほど上まで水をはる

2.
火にかけ、塩を入れる。塩分量は、だいたい
おすましくらい。

(もし塩の分量がわかりにくければ、はじめに
ぬるま湯で1%濃度の塩水を作っておいて、

鍋にイモを入れた後、水の代わりにその塩水を
入れるといいですよ。

おすましの塩分量はだいたい1%ですので、
このやり方でやればいい感じに仕上がって
くれます)→point①

3.
沸くまでは強火、湧いたら弱火にします。

茹でている間、もし水が減ってイモの頭が
出てきたら適宜水を足す。
(塩は足さなくて良い)

4.
竹串がすっと通ればOK。
(ここでしっかり火入れしておくことが
ポイントです。
気持ち柔らかめでOKです)→point②

5.
ザルにあけて湯を切る。

6.
すぐに鍋にイモを戻して、バターを入れる。
(火は消しておいてOK)

7.
バターを溶かしながら、イモを木べらで
つぶす

8.
つぶれたら、クリームを入れる。そして、練る。
ぬるくなってきてしまったら弱火にして練る。

9.
最後、硬さと味を見て、調整する。

硬さはクリーム(牛乳をプラスしても良い)、
風味はバターで調整というイメージ。

この時、塩分が足りなければ塩を加えます。
練る硬さは、ぼてっとすればOKです。

10.
お肉料理、お魚料理、何でもいいので添えます。

作るときのポイントは?

point ①❗湯がく時に塩を入れておくこと

理屈はよくわからないんですが、塩を入れずに
水で茹でて、後から塩を入れるより、

初めから塩を入れて茹でた方が美味しいです。

point ②❗気持ち柔らかめに湯がくこと

芯が残っていたり、硬めだと、美味しくないです。

食感もそうなんですが、気持ち柔らかめになる
ぐらいに茹でたほうが

味がのるというか、美味しく仕上がります。

 

まとめ

いかがでしたか?
作ってみるとカンタンで、”あ、美味しい!”と思って
いただけると思います。
よかったらお試しくださいね!それでは。

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